“希霜”天外?

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依頼撮影としての写真哲学<2>

ひらめきの光が、きらり…
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さて、一通り撮り終えて残すはこの日の予定の最難関に
差しかかります。

ペンと水彩スケッチなどを教えているマユラさん
絵画講師としてのご本人のイメージカットを作れ、という命令。

何が難関かって…人物写真は、
本気で撮れば撮るほど失敗が許されないジャンルだということ。
(ピンボケとか手振れとか、そういうことではなく…ね。)

もちろん、仕事として撮る以上は失敗していいものなんて無いんですが
自分に近いものほど傷つけられたら痛いので、より慎重になります。

なんとなく、いつもにも増してプレッシャーを感じますが…
まあ、覚悟を決めて集中して撮るしかありません。

しかし前にも言ったように、こういう場面では良い結果が出る希霜。

一瞬、すーっと意識が消えて、考えていた構図でないところで
反射的にシャッターを切りました。

「あれっ?今なんか良い写真撮れたんちゃう??」

・・・
・・・・・・(カメラの液晶で確認中)

…決まったっ!

才色兼備でとっても優しいカリスマ絵画講師であること間違いナシ!!
こんな先生に習いたい…というか惚れてしまいそう (//∇//)

( 写真は載せません m(_ _ )m )

しかも、単にそれだけではなくて何か名作らしき雰囲気。
おそらくこれが、今の状況下でのベストショットでしょう。
ご本人からもOKをいただき、無事終了。ふぅ~…

と、一息つきたいところですが、
プレッシャーから解放されるなり、今度は悩みが意識を支配します。

「なんで、あれが撮れた?」

写真の神様は、1秒たりとも休ませてくれません ^^;

シャッターを切るまでの思考の流れが、どうも思い出せず、
帰宅後、26インチモニターで眺めてみても

「なんでこんな構図になったのか自分でも分からないし、
 ピント位置もセオリーを無視していながら絶妙の合わせ方。
 しかもどう考えても、これ以上の解は見当たらない。」

と、更に不思議さが増すばかりです。
これは単なる確率的な幸運なのか、そうなる理由があったのか…?

良い写真が撮れて悩むヤツも珍しいですが σ(^^;
説明のつかないものは、どうにも気持ち悪い…。

写真を見返しては考え、一旦忘れ、もう一度見返し…
悩み続けること数日。

「んあっ…わかった!すべてわかった!!☆」

個人的な内容も含むので詳細までは言及しませんが
なかなかに美しい理論…ようやく納得することができました。

核になっていたのは、やはり Recycling of Happiness の精神。
それも漠然とした祈りのような願いではなく、
具体的・実際的な考えがベースになっていたことに気付きました。

それによって、強いプレッシャーを感じた理由も分かったし、
あの場面で迷わずレリーズボタンを押し込んだ理由も説明がついた。

“あの時間を通過した”のは幸運(偶然)だったかもしれませんが、
それを見逃さずに一瞬立ち止まって写真にしたのは必然だった…
と、今は考えています。

写真の世界では、
偶然と必然が交差するところに良い作品が生まれる…。

***

長くなったので、まとめは3記事目に持ち越します。
 
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別館 『今月の“お希に入り”』
HP 『光と色の協奏曲』
 
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by lightful | 2011-10-19 22:11 | 写真のはなし

日常をライトフルに綴る写真雑記 HP http://lightfulproject.jp/


by 希霜
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