“希霜”天外?

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メッセージの発信について考える

ライトフル中之島シリーズ^^;
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上記タイトルの内容で、コラボ展開催中に記事にしようと思っていたのですが、
なんやかんやと慌しくしているうちに、機を逃してしまいました。
Lightful展を振り返る形で、文章にまとめます。

今回のコラボ展について、開催中にメッセージの発信を2度試みました。
もちろん在廊中に直接お話しすることもそれに含まれると思いますが、
それ以外に特別に機会を設けたのが2回ということです。

1度目は、FM宝塚の放送。
余談ながら、時間内に話さなければならない・間を空けられないというプレッシャーがあり、
今回も放送中は若干緊張していました(汗)
あまりそういう感情が表に出ないせいか、落ち着いてしゃべっていたと現場では言われましたが、
とんでもないです(^^;
自分の事を話す機会に慣れていない希霜には、意識の持ち方が難しかったです。
(幸運にも昨年の放送と同じリポーターさんだったので、比較的気楽にやりとりできましたが…)

…話が逸れてしまいました。(^^;
あまり人前に出るのが好きでない希霜が、あえてこういう場に出るのにはそれなりの意図がありました。
写真で表現することを目指す者にとって最も重要なのは
当然ながら写真で感動を共有したりメッセージを送り出したりすることなのですが、
話して伝えることにも一定の価値があるのではと最近思うようになりました。

いくらHPやコミュニティーサイトで宣伝したりしても、
どうしても元々写真に興味をお持ちの方に知っていただくのが精一杯で、
(それももちろん重要なんだけど)多くの人に知らせるには限界があります。
それでも、ありがたいことに地元の方がご覧になっていたり、そういったご縁には感謝していますが^^
様々な分野の人に写真表現を知ってもらいたい、作品を通していろんな人と知り合いたいという想いから
辿り着いたのが、言葉によるメッセージの発信でした。
今回特に、地元宝塚のみなさんに見てもらいたかったし、ね。

2度目は、作品解説&色彩トーク。
聞くことで何かに役立つ知識が得られるような講義的なものだという意識は一切持たずに、
どこからライトフルワールドが生まれるのかという、希霜の視点や考え方などをお話したつもりです。
( 伝わってなかったらごめんなさい^^; )
何度も言いますが、もともとあまり話すのが得意ではないし、
どちらかというと(世間的に使われている意味での)不言実行を好む人間なので、
普段はあまり作品およびその周辺について語ることは多くないんですが、
何のために写真展を開いているかを考えると、やっぱりコミュニケーションが必要だという結論に至りました。
(何のために…という話は、このあたりの記事を参考にしてください。)

で、2回のメッセージ発信に共通して言えるのは、
ひとつに、我々の活動の目的/意義を多くの人に知ってもらうこと。
作品そのものに感動する・しないという議論も重要ですが、
作品展のテーマや理念をきちんと伝えることも同じくらい重要だと思うのです。
そこを理解してもらうことで、アプローチの方法を議論できるようになるし
「作品はあまり好きじゃないけど活動は応援するよ」
って人も、もしかしたら出てくるかもしれません。
ひとことで言うなら、人との心の繋がりを大切にしたい、と。

もうひとつは、開かれた写真表現でありたいということ。
これは写真を撮る人全体で考えるべき問題とも考えられますが、
どうしてもマナーの悪い人などのマイナスの面が目立つせいか、行き過ぎた報道写真のせいか、
あるいは理屈ばかり撒き散らして機材にケチをつけているだけの人たちのせいか(自爆?σ^^;)、
写真=ネガティブな趣味・・・というイメージを持っている人が少なからず居るように感じます。
それは、写真人口の総和として世の中への還元が少ないからではないでしょうか。

撮影に際して迷惑をかけるだけかけて、撮ったものは自己満足で終わってる…なんて場合、
もう写真辞めろよ、と思われても不思議ではありません。
まあ、趣味なんだからそれでもいいじゃん…と開き直る考え方もあるかもしれませんが。
逆に、活動トータルで見て、少なくともゼロよりは大きいプラスの効果を世にもたらしていれば
写真に対して温かい目で見てもらえるようになると思います。(実際はそんな単純じゃないけどね)

写真界をよく見てるとプロ・アマ問わず素晴らしい作品を発表している方々がたくさんいらっしゃるんですが
残念ながら一般の人にはあまり知られていないことが多いようです。
そういった意味でも、写真を撮って壁に貼り付けてほったらかし…にするのではなく
表現としての写真を理解してもらい、楽しみ方を知ってもらう必要があると思うのです。
そうすることで、長い目で見れば写真活動を快適に続けやすい環境が徐々に出来てくるんじゃないでしょうか。
・・・これも根本は“人と人の繋がり”ですね。

あと、これは思い込みかもしれませんが、写真を撮る人は他分野の表現者・鑑賞者との交流が少なく
写真仲間同士で固まっている傾向が強い気がします。
もちろん、それが一概に悪いってことじゃなくて専門性を高めるにはとても参考になるんですが
(希霜も、夢色先生やカラフル先生が居られるからこそライトフル表現を深化させられるわけだし…ね)
今の個人的な意思としては、写真という物理的な括りではなく、
表現・芸術・セラピー・情報伝達といった目的ごとの切り口で多角的に捉えたいと考えています。

そういう視点から振り返ると、
いろんな人が集まるレモンツリーのような場所で展示/対話ができたのはありがたいことでした。
作品解説は今回初めての試みでしたが、このときに知り合った方と深い話をさせていただいたり
十分なプラスの効果は感じられたので、今後もしばらくは続けてみようと思います。

・・・と、長々と書いてきましたが、これに関してはいろいろな考え方・ご意見がありそうです。
どうするのが正しい、というものではないんでしょうが
来年は撮影そのものよりも活動スタイルについて悩むことになるかもしれません…ね?(^^;
 
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別館 『希霜さんの大ボケ研究室』
HP 『光と色の協奏曲』
 
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by lightful | 2010-12-30 22:56 | 希霜的写真論

日常をライトフルに綴る写真雑記 HP http://lightfulproject.jp/


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